上川生産農業協同組合
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国見の図

 

国見の図

国見の図
 
 
作 者 大 槻  豊

所有者 上川生産農業協同組合連合会

展示者 陸上自衛隊旭川駐屯地内「北鎮記念館」
   
国見の図」の制作者は、当時北海道属官(判任官)で上川支庁の農業関係の行政官であった大槻豊氏で氏す。

大槻氏は、趣味として絵画をよく描いていました。「国見の図」の制作場所は旭川市6条10丁目上川外四郡農会の2階の講堂。制作開始にあたり当時としては大きな号で適当なアトリエが無く同氏から相談を受け当農会の講堂を使用して頂いた。支庁と当農会は廊下で繋がれており勤務の合間を縫いながら昭和16年から17年にかけて絵筆を走らせていました。「国見の図」を2年に渡り精根を込めて描かれ完成時の大槻氏の喜びは胸を打つものがありました。その制作時の姿を懐かしく想い出します。

完成した昭和17年に、同氏に本庁勤務の辞令が出て札幌へ赴任することとなり、「国見の図」があまりに大きなものなので、札幌に持参しても適当な展示場が無く措置に同氏が苦慮されておられたので、この画は「上川地方開拓」の歴史的一齣を描かれた貴重な力作であるから寄贈して頂ければ大切に保存管理し後世に伝えたいと申し出て快諾頂き、同氏立会の下で制作した講堂に展示した。

昭和28年頃、旭川地方活性化のため又農業団体も事務所が手狭になり上川生産連の当時の秋山会長と旭川商工会議所の中保会頭との話し合いで旭川駅前の共同ビル「旭ビル」を建設し、3階に農業団体が入り5階の講堂に「国見の図」も一緒に引っ越してきた。その後、大槻氏が釧路支庁在勤中に来旭の際、上川生産連に立ち寄られ絵画が5階の講堂に展示してあるのを見て大変喜んで頂けた。

しかし、昭和42年旭川駐屯自衛隊が上川生産連に永山将軍一行の「国見の図」があることを知り、木下幸夫三佐ほか関係者数名が観にこられた。北鎮記念館の展示品のメインとなるものを探していたのである。

この絵の画題は「開拓と防衛」に深く関係した歴史的なものであるので、北鎮記念館として是非譲渡して欲しいと強く要望されたが、上川外四郡農会・北海道農業会上川支部・上川生産連と引き継がれてきた歴史的な宝物であるので譲渡はできないが、多くの人々がこの画を観て上川の開拓の歴史に触れて頂ければとの思いから貸し出している絵画である。

上川生産連50年の喜びにあたり大槻氏を想い、重ねて「国見の図」を思い起こす機会を与えて頂き誠に感慨深いものがあります。
 
平成10年10月25日
上川生産連 元参事  木下 晴記
 
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